こんにちは 「さくさくパソコン教室」のクマトコです。
今回は、「木の葉」をパワー・ポイント(power-point)で描いていきたいと思います。ワード(Word)でも作れます。
図形にある「楕円」と「曲線」だけで作れます。作り方を覚えると色を変えたり「樹」を作ったり、様々に応用できます。
どんな風に応用できるか見てみましょう
色を変えて、紅葉にしてみました。
- 色味にグラデーションをつけたり、色を変えて紅葉にし足りしてみました。
- 三角形▲と組み合わせると、樹木も描けます。
いろいろ作れて、楽しいですね‼
※ イラストに色付けする方法は、次の記事で紹介しています。
では、さっそく始めましょう
1.「木の葉」を描く
(1)「葉」を描く
※ 図形を呼び出して、「葉」の輪郭を描いていきましょう
(1) 「挿入」タブをクリックします
(2) 「図」グループの中の「図形」をクリックします
(2) 「図形」をクリックすると「図形の一覧」が開きます
(3) 「基本図形」にある「楕円」をクリックします
(4) カーソルの形が「+」に変わります
※ マウスをクリックしながら(押しながら)、(a)から(b)へ移動します(ドラッグします)
① 図形が選択された状態(カーソルを選択枠の中に置いたまま)で、右クリックします
② 「頂点の編集」をクリックします。
※ 「頂点の編集」が選択された状態です
(a) 赤枠になります
(b) 各頂点に「白枠でできた黒色四角形」が配置されます
① 作りたい形の基準(土台)となるところにカーソルを当て、クリックします
↓
②選択したところに、左図のような羽が表れます
① 選択した図の上にカーソルを当て「右クリック」します
➡「メニュー」がひらきます
② 「頂点を基準にする」をクリックします
③ 左図のライン(先ほどクリックしたところ)が基準(土台)になります(他の部分で作業をしても、動きません)
※「黒色四角形(白枠)」を …
① クリック したまま
➡②までドラッグします
③ 好きな場所までドラッグした後
➡マウスから手を離します
↓
※ドラッグしたラインがそのまま形になります
① マウスから手を離した場所が頂点になるので、そのままカーソルは動かさずに右クリックします
↓
× 注意…②「頂点を中心にスムージングする」にチェックが入っている場合がありますが今回は使いません
① 「頂点を基準にする」をクリックします
② 左図の「頂点」が基準(土台)となりました。
↓
これで、作業をする際も動かなくなりました
① の様に「下に向かって動かす」 と角度がつきます
➡お好きな角度まで動かして下さい
② 反対側も同様に、下に向かって動かします。
① もう一度、作りたい形の基準(土台)となるところにカーソルを当て、クリックします
↓
②選択したところに、左図のような羽が表れます
① 選択した図の上にカーソルを当て「右クリック」します
➡「メニュー」がひらきます
② 「頂点を基準にする」をクリックします
③ 左図のライン(先ほどクリックしたところ)が基準(土台)になります (他の部分で作業をしても、動きません)
※ 「黒色四角形(白枠)」を…
① クリックしたまま
➡②までドラッグします
③ 好きな場所までドラッグした後マウスから手を離します
↓
※ ドラッグしたラインがそのまま形になります
※ 「葉っぱ」の形になりました
(2)「茎と葉脈」を描く
※ 次に「茎」を描きましょう。今回は「図形」にある「曲線」を使います
①「葉っぱ」をクリックします(選択されて囲いが表れる)
②「時計回り矢印」をクリックしながら傾けます
↓
③ 好きな角度になったら離します
① 「挿入」タブをクリックします
②「図」グループの「図形」をクリックします
➡「図形の一覧」が開きます
③「線」グループにある ➡ ④「曲線」をクリックします
⑤ カーソルの形が「+」に変わります
① マウスをクリックしながら(a)から (b)へ ドラッグ(移動)
…移動の途中にクリックすると線が曲がります
② 「曲線」を終える時は「Esc」キーを押します
※「茎」の太さを調整します
①「茎」をクリック ➡②「図形の書式」タブ
②「図形のスタイル」グループ
➡③「図形の枠線」をクリック ➡「一覧」が開きます
④「太さ」にカーソルを当てる ➡「一覧」が開きます
➡「2.25pt 」をクリックする
※ 「葉脈」を作る
①「挿入」タブをクリックする
②「図」グループ
➡「図形」をクリック ➡「一覧」が開きます
③「線」グループ ➡④「曲線」をクリックします
⑤ 「カーソルの形」が「+」に変わります
① マウスをクリックしながら(a)から (b)へ ドラッグ(移動)
…移動の途中にクリックすると線が曲がります
② 「曲線」を終える時は「Esc」キーを押します
※ 「茎と葉脈」が描けました
2.「木の葉」に色をつける
(1)「葉」に色をつける
※では、「葉」に色をつけましょう
① 「葉」をクリックします
② 「図形の書式」タブ ➡「図形のスタイル」グループ
↓
「図形の塗りつぶし」をクリック ➡「一覧」が開きます
③ 「塗りつぶしの色」をクリック
➡「色の設定」ウィンドウが開きます
① 「ユーザー設定」タブをクリック ➡②「色を選定」
※今回の配色 赤(R): 1
緑(G):176
青(B): 80
③ 選択色を「新規」窓で確認
④ 「OK」をクリック
(2)「葉」にグラデーションをつける
※ 次に色をつけた「葉」にグラデーションをつけます。これはお好みで大丈夫です
※ そのまま「葉」が選択された状態で行います
①「図形の書式」タブ➡「図形の塗りつぶし」をクリック
➡「一覧」が開きます
②「グラデーション」にカーソルを当てる
➡「一覧」が開きます
③「濃色のバリエーション」➡「斜め方向・右下から左上」
※ 「グラデーション」がつきました
…少し影がついて、自然になりましたね
※ 他にも、様々な方法があります。こちらで紹介していますので、よろしければご覧ください。
3.「グループ化」を行う
※「グループ化」ってなに? ➡ 複数の図・画像・テキストなどをひとつにまとめて扱えるようにすること。
…今回の「木の葉」の例
(1)グループ 「茎:1本」と「葉脈:6本」の「合計7本」で出来たグループ
(2)グループ 「(1)の茎と葉脈グループ」と「葉」のグループ
… これら「グループ」の移動・色付け・拡大縮小などがまとめてできてとっても便利です。
(それをしないと、ひとつひとつの作業が必要になり、とても大変です)
(1) 「茎」と「葉脈」の色付けとグループ化
(a) 「茎」と「葉脈」の色付け
※ 「茎と葉脈」を「まとめて色付け」してから「グループ」化します。順番はどちらでも良いですが、今回は工程数が少ない方を選びました。
① 「Ctrlキー」(コントロールキー)を押しながら、
②「茎」と「葉脈」それぞれを7本、連続してクリックします
…これで「茎と葉脈」がまとめて「選択」されました
※「茎と葉脈」を選択した状態です
① 「図形の書式」タブ
② 「図形の枠線」をクリック ➡「一覧」が開きます
③ 「その他の枠線の色」をクリックします
➡「色の設定」ウィンドウが開きます
① 「ユーザー設定」タブをクリック ➡②「色を選定」
※今回の配色 赤(R): 48
緑(G): 82
青(B): 50
③ 選択色を「新規」窓で確認
④ 「OK」をクリック
※これで、まとめて色付けすることが出来ました。
(まだ「茎と葉脈」がバラバラに動いてしまう状態なので、この「選択した状態」のまま次の「グループ化」に進みます)
(b) 「茎」と「葉脈」のグループ化
※ (a)で「茎と葉脈をまとめて選択」し色付けしたので、それらを「グループ化」してまとめていきます。
※ 「茎と葉脈」はまとめて選択した状態が続いています
① 「図形の書式」タブをクリックします
② 「配置」グループ ➡「グループ化」をクリックします
➡「メニュー」が開きます
③ 「グループ化」をクリックします
※ これで「茎と葉脈」のグループ化が終わりました。
(選択をした際の囲み線は、図形の角度や大きさによって変わりますので、必ずしも左図と同じ都は限りません)
(2)「葉」と「茎・葉脈」のグループ化
※ 最後に「葉」と「茎・葉脈」のグループ化をしましょう。
これで、樹の枝に貼り付けたり、落ち葉の様にひらひらさせたり、アレンジが自由になります。
① 「Ctrlキー」(コントロールキー)を押しながら、
②「葉」と「茎・葉脈」それぞれを連続してクリックします
…「葉」・「茎と葉脈」がまとめて「選択」されました
※ 「茎と葉脈」のグループ化が終わりました。
※ これで、「木の葉」の完成です。
「木の葉」はいろいろなイラストに使えて、とても人気がある形です。様々なアレンジを楽しんでください。
※ ワード文書の傍らにイラストを添えるのも良いですが、イラスト用キャンパスを用意しておき「イラスト集」を作っておくと便利だと思います。イラスト用キャンバスを用意する方法を紹介していますので、よろしければご覧ください